医薬品の流通:
どのように定温輸送装置の評価業務を実現するの?
定温輸送装置の評価作業の内容を
もう少し詳しくお伝えします。
- ■ GDP(医薬品の流通過程の品質保証を目的としたガイドライン):Good Distribution Practice:適性流通基準)に対応した定温輸送装置(トラック)の評価業務を実現するにあたり、当社が設けている評価項目をご紹介しました。
定温輸送装置(トラック)の評価項目と内容
評価項目 |
内容 |
温度到達時間 |
積み込み、扉閉後、積荷・荷室内の温度が所定の温湿度に到達するまでの時間 |
保持温度 |
温度制御を所定時間停止させたときの積荷・荷室内の温湿度 |
輸送時荷室内環境測定 |
輸送中の積荷内の温湿度 |
停止時荷室内環境測定 |
停車中の積荷内の温湿度 |
扉開時温度 |
扉を所定時間開いた時の積荷・荷室内の温湿度 |
運送時間※ |
出発地から目的地までの所要時間 |
運送距離※ |
出発地から目的地までの運送距離 |
積荷状態 |
出発地と到着時の積荷の状態変化 |
※登録ドライバーによる運行記録を基に記録
- ■ では、実際にこの評価項目を実現するためにどんな流れで測定作業を進めていくのか、もう少し詳しくご紹介いたします。
定温輸送装置の評価作業の流れ
- ■ 冷蔵輸送トラックなどの定温輸送を目的とした装置では、定められた区間で一定の温度を維持することが求められます。
- ■ 評価業務を行うにあたり、まずは、トラック内や積荷の中に温度計や温室度計などの測定器を、お客様と打ち合わせにより決めた場所に取り付けします。
- ■ そして、評価条件となる輸送区間を走行し、目的地で荷物を積み下ろした後に測定器を回収します。
- ■ その後、ドライバーの方の運行記録と測定データを基にお客様が設定した温度や時間の範囲内に入っているかどうかなど評価を行います。
「校正・バリデーション支援業務 エヌケイエス株式会社 ホームページより引用」
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